スキャルピングの可能性

FX取引には、スキャルピングという代表的な取引手法があります。

数銭から数十銭といったわずかな利幅で利益を出しながら、その取引を1日に何回も繰り返すことで、利益を増やしていく投資手法、それがスキャルピングです。海外勢だとバイオプでよく利用されている手法です。

僅かな利幅でも利益をだすために、一般的には高いレバレッジをかける必要があります。またポジションを保有してから決済するまでの時間が極端に短く、通常では数秒から長くても数分で終了します。それくらいの短期間で繰り返し売買を行うのが、スキャルピングの大きな特徴になります。

スキャルピングに適した通貨ペア

スキャルピングは、数秒から数分間という短い時間の値動きで取引を行うので、値動き(ボラティリティ)が、活発であることが必要になります。そして取引を繰り返し行うので、手数料などの取引コストが小さい通貨ペアを選ばなくてはなりません。

そういった条件を考えると、スキャルピングに向いている通貨ペアは、ユーロ/ドル、ポンド/ドル、ドル/円などになってきます。

しかし値動きが大きい通貨ペアや逆に小さい通貨ペアは、その時々の市場の状況などで違ってきます。したがってあくまで、自分が扱いやすいペアを選ぶのが重要になります。

FXはギャンブル?

個人投資家がFXを購入できるようになって、10年位上が経ちました。当初は証券会社などが、新しい金融商品としてFXの取り扱いを始めましたが、FX業界の成長性や収益性を目当てに、金融業界以外の業者も次々とFX業者としてまたは海外バイナリーオプション業者として参入するようになりました。

FX業者が増えたことで、業者間の顧客争奪戦は激しくなっています。手数料を無料にしたり、スプレッドを狭くするといったことで、顧客を増やす努力をしています。ハイローオーストラリアなどは非常に高い評価を受けていると言う事実があります。その結果、現在はプロよりも個人投資家のほうが、良い環境でトレードをしていると言われるほどになりました。

売買時のコストが少ないということは、わずかな値動きであっても利益を出すことができることになります。したがってポジションを持ってから、決済をするまでの時間は、自然と短くなります。

個人投資家が、スキャルピング主体の取引を行うようになったのは、このような背景があるからで、意識的におこなったわけでは無いのです。

しかしスキャルピングで、みんなが利益を挙げているのかと言えば、実際はそうとも限りません。

スキャルピングの欠点

スキャルピングとは、経済状況などは無視して瞬間的な丁半博打を延々と続けているのと、さほど変わりません。したがって1回の掛け金が多くなったり、勝負の回数が増えれば、それだけ早く結末はやってきます。

なので取引を長く続けるには、その逆をすれば良いのです。1回あたりの掛け金を少なくして、勝負の回数を減らすのです。

これをXM.comで行うFX取引に当てはめてみると、短期売買を繰り返し、高レバレッジで取引するほど、ロスカットが早くなり、逆に短期売買を抑えて、レバレッジを低くすれば、それだけロスカットまでの時間が長くなるということになります。

そのことを理解せずにFX取引を行うと、資産を増やすために投資運用したはずが、結局はその投資の元本までも失った上に、取引の継続さえできなくなってしまうのです。実際にこのケースは増加していますから、気をつけなくてはなりません。